【その顔ヨガ、摩擦でたるみを悪化させているかも】世田谷・用賀の美容看護師が教える、表情筋トレーニングの正しいやり方とNGな方法

公開日:2026年8月18日 監修:肌管理専門店BNurse 担当美容看護師

目次

表情筋トレーニング・顔ヨガへの関心の高まり

「顔ヨガ」「表情筋トレーニング」といったキーワードは、たるみ対策として関心を持たれる方が多いテーマです。実際、表情筋は使われなければ衰える性質を持つため、意識的に動かすことには一定の意味があります。しかし、自己流で取り入れた顔ヨガやトレーニングが、かえって肌への負担となり、たるみを悪化させてしまっているケースも少なくありません。本日は、表情筋トレーニングの正しい考え方と、注意すべきNGな方法について整理します。

表情筋トレーニングがたるみに有効とされる理由

顔は、皮膚・脂肪・表情筋・骨という4つの層で構成されており、表情筋はこのうち皮膚と脂肪を下から支える役割を担っています。表情筋が衰えると、顔全体を支える力が弱まり、重力に対して皮膚や脂肪が下垂しやすくなります。デスクワークの増加やスマートフォンの長時間使用、マスク着用機会の増加などにより、日常的に表情を動かす機会が減っている現代の生活は、表情筋の衰えを加速させやすい環境だといえます。

意識的に表情筋を動かすことで、この衰えを緩やかにし、顔を支える力を維持することが期待できます。これが、表情筋トレーニングがたるみ対策として注目される理由です。

やってしまいがちなNGな顔ヨガ・トレーニング

一方で、SNSや動画などで紹介されている顔ヨガの中には、注意が必要な方法も含まれています。

  • 指で肌を強く押さえながら、皮膚を引っ張るように動かすトレーニング
  • 頬や口角を指で強くつまむ、あるいは引き上げる動作
  • 金属製やプラスチック製のローラー・美顔器具を使って、強い圧をかけながら顔をこするケア
  • 大きく口を開閉する動作を、皮膚に強い伸縮を伴う形で繰り返すトレーニング

これらに共通しているのは、皮膚に対して強い摩擦や過度な伸縮を伴っているという点です。表情筋そのものを鍛える目的であっても、その過程で皮膚に負担をかけてしまっては、本来の目的と逆の結果を招いてしまいます。

安全かどうかを見分けるポイント

今取り入れているトレーニングが安全かどうかを判断する目安として、次の点を確認してみてください。

  • 指で肌の表面を動かしていないか、それとも表情の変化だけで完結しているか
  • トレーニング後に肌が赤くなったり、ヒリつきを感じたりしないか
  • 同じ部位を長時間、あるいは強い力で繰り返し刺激していないか
  • 「肌がこすれている感覚」があるかどうか

これらに当てはまる項目がある場合は、方法を見直すサインかもしれません。効果を急ぐあまり力を入れすぎてしまうことは、多くの方が陥りやすい落とし穴です。

なぜ摩擦がたるみを悪化させるのか

皮膚に繰り返し摩擦や強い伸縮が加わると、真皮のコラーゲン・エラスチンの線維が物理的なダメージを受けます。コラーゲン・エラスチンは肌のハリ・弾力を内側から支える主成分であるため、これらが傷つくことは、たるみの原因そのものを悪化させることにつながります。

また、繰り返しの摩擦は軽度の炎症を引き起こすことがあり、この炎症が色素沈着やくすみといった別の肌トラブルを招くこともあります。「たるみ対策のつもりが、たるみも色素沈着も悪化させてしまった」というのは、決して珍しいケースではありません。

摩擦を起こさない正しい表情筋トレーニングの考え方

摩擦を起こさずに表情筋を鍛えるための基本は、「皮膚に触れる・押す・引っ張る」ことではなく、「表情筋そのものを内側から動かす」ことに意識を向けることです。指で肌を操作するのではなく、口角を持ち上げる、目を大きく見開く、頬を膨らませるといった、筋肉の収縮によって表情を作る動きを中心に行います。

器具を使う場合も、皮膚をこすったり圧迫したりするタイプではなく、EMS(微弱電流)のように筋肉に直接働きかけるタイプを選ぶことで、摩擦のリスクを避けながら表情筋へのアプローチが可能になります。ただし、こうした器具を使用する際も、肌の状態によっては刺激になる場合があるため、ご自身の肌に合っているかを事前に確認することをおすすめします。

頻度と強度の目安

表情筋トレーニングは、毎日長時間行う必要はありません。1回数分程度を、無理のない範囲で継続することが基本です。長時間・高頻度で行うことは、筋肉痛のような疲労感や、表情のクセを強化してしまうリスクにもつながるため、適度な範囲にとどめることが望ましいとされています。

「頑張れば頑張るほど効果が出る」というものではなく、継続できる範囲で無理なく行うことが、結果的に長期的な効果につながります。

トレーニングだけでは補えない部分

表情筋トレーニングは、たるみ対策のひとつの要素ではありますが、これだけで完結するものではありません。真皮のコラーゲン・エラスチンの減少、紫外線による光老化、脂肪パッドの変化など、表情筋以外の要因も同時に関わっているためです。

ご自身のたるみに、どの要因がどの程度関わっているのかを客観的に把握したい方は、医療向けの肌診断機Neo Voir Ⅰ PLUSを用いた肌診断もあわせてご検討いただければと思います。表情筋トレーニングと、肌の状態に合わせたケアを組み合わせることで、より効果的にたるみへ向き合っていくことができます。

よくあるご質問

Q. 顔ヨガはまったくやらないほうがよいのでしょうか。

A. 正しい方法で行えば、表情筋トレーニングには意味があります。皮膚への摩擦や強い伸縮を避け、筋肉の収縮を意識した動きを、無理のない頻度で行うことをおすすめします。

Q. すでに顔ヨガで肌に負担をかけてしまったかもしれません。どうすればよいですか。

A. まずは摩擦を伴うケアを中止し、肌の状態を確認することをおすすめします。ご不安な場合は、肌診断でダメージの状態を確認したうえで、今後のケアの方向性をご相談ください。

Q. 美顔ローラーは使わないほうがよいですか。

A. 使い方次第です。強い圧をかけずに軽く転がす程度であれば問題になりにくいですが、皮膚を強く押しながら使用すると摩擦の原因になります。使用方法に不安がある場合はご相談くださいませ。

そのほかのご質問はよくあるご質問のページにも掲載しております。

BNurseについて——店舗概要

肌管理専門店BNurse(スキンクリニカル用賀)は、東急田園都市線「用賀駅」南口より徒歩2分、世田谷区玉川台に位置する肌の専門店です。エステサロンのような居心地の良さを持つ完全個室の空間で、美容看護師による専属担当制の肌管理を提供しています。同じ美容看護師が継続してお客様の肌の変化を把握することで、経過を踏まえた一貫性のあるケアが可能になります。

完全予約制のため待ち時間はなく、来店される人数を限定することで、おひとりおひとりに時間をかけた丁寧な対応を大切にしています。医療向けの肌診断機Neo Voir Ⅰ PLUSを導入し、美容皮膚科医とも提携しながら、専門的な視点での肌管理を行っています。

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Facial exercise can support sagging skin by keeping the underlying muscles active, but many popular facial yoga techniques involve pressing, pulling, or rubbing the skin, which can physically damage the collagen and elastin fibres that give skin its firmness in the first place. Effective facial exercise focuses on contracting the muscles themselves rather than manipulating the skin with the fingers, kept to short, moderate sessions rather than long or forceful ones. At BNurse Skin Clinical Yoga in Setagaya, Tokyo, the Neo Voir I PLUS medical-grade skin diagnostic device is used to assess how much of a client's sagging relates to muscle tone versus other factors such as collagen loss or UV damage, so that facial exercise can be paired with an appropriately targeted care plan.