【クレンジングと洗顔、違いを正しく理解していますか?】世田谷・用賀の美容看護師が教える、夏の肌を守る正しいクレンジングの選び方と使い方

はじめに|「クレンジングで落とす」と「洗顔で落とす」の違いを知っていますか

こんな疑問や習慣はありませんか

「クレンジングと洗顔は同じものだと思っていた」
「洗浄力の強いクレンジングでしっかり落とした方がいいと思っている」
「ダブル洗顔は肌に悪いと聞いたが、本当に不要なのかわからない」
「日焼け止めはしっかり落とさないといけないから、摩擦覚悟でこすっている」
「オイルクレンジングを使った後、肌がつっぱる気がする」
「クレンジングシートをそのまま使って拭き取るだけにしている」

クレンジングは「メイクや日焼け止めを落とす」という目的は明確ですが、種類・使い方・洗顔との組み合わせ方を正しく理解して使っている方は案外少ないものです。

特に夏は、皮脂・汗・日焼け止め・メイクが重なるため、クレンジングの負担が年間で最も大きくなる時期です。この時期に誤ったクレンジングを続けることは、バリア機能の慢性的な低下・ニキビ・乾燥・くすみという形で肌トラブルを悪化させます。

本日は、クレンジングの正しい理解・種類別の特徴・よくある間違い・正しい使い方を、美容看護師の視点から詳しくお伝えします。

クレンジングと洗顔の違い——「落とすもの」が異なる

クレンジングが落とすもの——油性の汚れ

クレンジングは主に油性の汚れを落とすために設計されています。ファンデーション・アイシャドウ・マスカラなどのメイクアップ製品・日焼け止め(特に耐水性・ウォータープルーフタイプ)・皮脂の酸化物など、水だけでは落ちにくい油性の成分が対象です。

クレンジングに含まれる油性成分や界面活性剤が、これらの油性の汚れと結びついて乳化し、洗い流せる状態にします。

洗顔が落とすもの——水性の汚れ

洗顔は主に水性の汚れを落とすために設計されています。汗・ほこり・皮脂(酸化していないもの)・クレンジング後に残った微量の油分などが対象です。

洗顔料に含まれるアミノ酸系などの界面活性剤が、これらの水性の汚れを包み込んで洗い流します。

なぜダブル洗顔が必要なのか——「クレンジングだけでは落としきれない」

クレンジング単体では、油性の汚れは落ちますが水性の汚れ(汗・ほこり)への対応が不十分なことがあります。また、クレンジング自体に含まれる成分(乳化剤・保湿成分など)が肌に残ることもあります。

これらを洗顔でしっかり洗い流すことで、肌をより清潔な状態にできます。ただし後述するように、クレンジング・洗顔どちらも「やりすぎ」はバリア機能を傷めます。

クレンジングの種類と特徴——自分の肌に合ったものを選ぶ

オイルクレンジング——洗浄力が高い・濡れた手で使えないものが多い

メイクの溶解力が高く、ウォータープルーフのメイクや日焼け止めにも対応できます。洗い流す際に水と乳化させる必要があり、十分に乳化させないと油分が肌に残ってニキビの原因になることがあります。

洗浄力が高い分、必要な皮脂・バリア成分まで落としすぎるリスクがあります。乾燥肌・敏感肌の方や、夏にニキビが気になる方には慎重な使用をお勧めしています。

バームクレンジング——洗浄力が高い・テクスチャーが固形

固形のバームが体温で溶けてオイル状になり、メイクを溶かします。オイルクレンジングと同様に洗浄力が高く、ウォータープルーフのメイクにも対応できます。テクスチャーが重めのものが多く、しっかりとした乳化と洗い流しが必要です。

ミルククレンジング——洗浄力がマイルド・乾燥肌・敏感肌向け

水と油が混合されたエマルジョン(乳液)タイプで、洗浄力はマイルドです。肌への負担が少なく乾燥しにくいため、乾燥肌・敏感肌の方に向いています。ウォータープルーフのメイク・耐水性の高い日焼け止めには対応できない場合があります。

ジェルクレンジング——水性ベース・皮脂が多い方向け

水性ベースのジェルタイプで、肌への刺激が少なくさっぱりとした使用感が特徴です。皮脂が多い方・夏のべたつきが気になる方に向いています。ただし、洗浄力が限定的なため、ウォータープルーフのメイクには不向きな場合があります。

リキッドクレンジング・クレンジングウォーター——コットンで拭き取るタイプ

コットンに含ませて拭き取る使用方法が一般的です。手軽に使える反面、コットンによる摩擦がバリア機能を傷めるリスクがあります。日常使いとして習慣化することは、摩擦ダメージの蓄積という観点からお勧めしていません。

クレンジングシート——緊急時のみ・日常使いは避ける

旅行先・緊急時など「水で洗えない状況」での使用に限定することをお勧めしています。クレンジングシートによる拭き取りは、洗浄成分と摩擦の両方でバリア機能を傷めます。「毎日クレンジングシートだけで済ませている」という習慣は、バリア機能の慢性的な低下につながります。

夏のクレンジングで起きやすいトラブルとその原因

トラブル① 「しっかり落とそう」と摩擦が増える

日焼け止めや皮脂が気になるあまり、クレンジングをこすりながら行う方がいらっしゃいます。クレンジングは「こする」のではなく「なじませて乳化させる」ことで落とすものです。摩擦はバリア機能を傷め・色素沈着を引き起こし・敏感化の原因になります。

トラブル② 洗浄力の強すぎるクレンジングの使用

「夏は皮脂が多いからしっかり落とさないといけない」という発想から、過剰に洗浄力の強いクレンジングを選ぶ方がいらっしゃいます。過剰な洗浄はバリア機能を傷め・インナードライ・皮脂リバウンドという悪循環を生みます。「落とすべきものを適切に落とす」という視点で、肌状態に合った洗浄力を選ぶことが重要です。

トラブル③ 乳化が不十分なまま洗い流す

オイル・バームタイプのクレンジングを使う場合、水を少量加えて白く乳化させてから洗い流すステップが重要です。乳化が不十分なまま洗い流すと、油分が肌に残り・毛穴の詰まり・ニキビの原因になります。

→ ニキビ肌管理についてはこちら

トラブル④ ダブル洗顔で洗いすぎ

クレンジングで落とした後に、洗顔を長時間・力強く行うことは、せっかく保たれている皮脂膜・バリア成分まで洗い流してしまいます。洗顔はクレンジング後に「軽く・手早く・摩擦なし」で行うことが基本です。

正しいクレンジングの手順

STEP 1 手を清潔に洗う

クレンジングを行う前に、まず手を石けんでよく洗います。手の汚れがクレンジング中に肌に移ることを防ぎます。

STEP 2 乾いた手・乾いた顔でクレンジングをなじませる

多くのクレンジングは乾いた状態で使用することが前提です(製品の使用方法を確認してください)。適量(目安はパール粒2〜3個分程度)を手に取り、顔全体になじませます。

STEP 3 やさしく・円を描くように・摩擦ゼロで

クレンジングを顔全体になじませる際は、こすらずに「やさしく円を描くように・置くように・押さえるように」行います。メイクや皮脂がクレンジング成分と結びついて浮いてくるのを待つイメージです。所要時間は1〜2分程度が目安です。

STEP 4 オイル・バームタイプは乳化してから洗い流す

オイル・バームタイプの場合、少量の水を加えて白く乳化させてから洗い流します。乳化させることで、油分が肌に残らずにきれいに落とせます。

STEP 5 ぬるま湯でしっかりすすぐ

すすぎは32〜36度のぬるま湯で、クレンジング成分が残らないようにしっかり洗い流します。熱いお湯は皮脂を過剰に落とし・バリア機能を傷めるため避けます。

STEP 6 ペーパータオルで押さえるように水気を取る

すすぎ後は、ペーパータオルで清潔に、摩擦なく押さえるように水気を取ります。ゴシゴシ拭くことはバリア機能への摩擦ダメージになります。

STEP 7 速やかに保湿へ

クレンジング・洗顔後は、肌が乾燥しやすい状態になっています。できるだけ速やかに化粧水・保湿のスキンケアへ進みます。

夏のクレンジング——シーン別のポイント

日焼け止めを使っている日——クレンジングは必須か

日焼け止めの種類によります。「ウォッシャブルタイプ・洗顔料で落とせる」と表示されているものは、通常の洗顔料で落とせます。ウォータープルーフタイプ・耐水性の高いタイプは、クレンジングが必要です。

使用している日焼け止めの表示を確認し、必要かどうかを判断することをお勧めしています。クレンジングが必要ないタイプの日焼け止めを使っているにもかかわらず毎日クレンジングを行うことは、余計なバリア機能へのダメージになります。

ノーメイクの日——クレンジング不要のことも

ノーメイク・日焼け止めを使っていない日は、クレンジングは必要ない場合がほとんどです。洗顔料のみで十分に清潔な状態を保てます。「毎日クレンジングしなければ」という思い込みを手放すことで、バリア機能への負担を減らすことができます。

汗をたくさんかいた日——クレンジングよりまず洗顔

汗をたくさんかいた場合、まずぬるま湯・洗顔料でやさしく洗い流すことが優先です。その後、メイクや日焼け止めが残っている場合はクレンジングを行います。汗そのものはクレンジングではなく洗顔で対応できます。

クレンジング剤の成分——注意すべきポイント

界面活性剤の種類

クレンジングに含まれる界面活性剤の種類によって、肌への刺激性が大きく異なります。アミノ酸系・グルコシド系の界面活性剤は肌への刺激が比較的少なく、敏感肌の方にも使いやすいとされています。ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなど洗浄力の強い成分は、クレンジングには通常使われませんが、複合製品(クレンジング洗顔料など)に含まれている場合があります。

香料・アルコール・精油

香料・高濃度のアルコール・一部の植物精油は、敏感化した肌には刺激になることがあります。「天然成分・植物由来」という表示があっても、アレルギー反応や刺激性が生じることがあります。

コメドジェニック成分への注意

ニキビが気になる方は、クレンジングに含まれるオイル成分がコメドジェニック(毛穴を詰まらせやすい)かどうかも確認することをお勧めしています。ミネラルオイル・ホホバオイル・スクワランなどは比較的コメドジェニックリスクが低いとされています。

BNurseのクレンジング・洗顔へのアプローチ

肌診断でバリア機能・皮脂量の状態から適切なクレンジングを判断する

BNurseでは、医療向け肌診断機「Neo Voir Ⅰ PLUS(ネオヴォワール ワン プラス)」を用いて、バリア機能の状態・水分量・皮脂量を数値で評価します。「今の肌状態で、どのタイプのクレンジングが適切か」「ダブル洗顔は必要か」「クレンジングの頻度は適切か」を、データに基づいて判断します。

「クレンジングが原因でバリア機能が低下していた」という気づきが、肌管理の改善につながるケースは少なくありません。

→ 肌診断について詳しくはこちら

ホームケア指導——今のクレンジングが肌に合っているか確認する

BNurseでは、退店後に「ホームケアサポートフォーム」より現在お使いのスキンケア商品(クレンジングを含む)の画像を共有いただき、2回目のご来店時に成分分析の結果をもとにホームケアを詳細に見直します。「今のクレンジングが今の肌状態に合っているか」「刺激成分が含まれていないか」を確認することができます。

→ 初回限定メニューの料金・詳細はこちら
→ 肌管理料金・メニューはこちら

よくある質問

Q. クレンジングは毎日必要ですか?

メイクをしている日・ウォータープルーフの日焼け止めを使っている日は必要です。ノーメイク・洗顔料で落とせる日焼け止めのみの日は、洗顔料だけで十分な場合がほとんどです。「毎日クレンジングしなければいけない」という思い込みを見直すことが、バリア機能の負担軽減につながります。

Q. オイルクレンジングはニキビの原因になりますか?

オイルクレンジング自体がニキビの直接の原因ではありませんが、乳化が不十分なまま洗い流したり・コメドジェニックリスクの高いオイルが含まれている場合は、毛穴詰まりにつながることがあります。今のクレンジングがニキビに影響していないか不安な場合は、成分分析でご確認いただけます。

Q. ダブル洗顔は不要という情報もありますが、どちらが正しいですか?

使用するクレンジングの種類と、日常のメイク・日焼け止めの種類によります。「洗顔料で落とせる」クレンジングを使っている場合、改めての洗顔は不要なこともあります。クレンジングのみでは落としきれない水性の汚れや残留成分が気になる場合は、軽い洗顔を加えることが有効です。一律に「必要」「不要」とは言えないため、今の肌状態と使用しているアイテムに合わせて判断することをお勧めしています。

Q. 建物に駐車場はありますか?

建物1階にコインパーキングがございます。なお、駐車券の割引等の発行は行っておりません。

Q. 用賀駅からのアクセスを教えてください。

東急田園都市線「用賀駅」南口より徒歩2分です。東京都世田谷区玉川台2-22-20 イイダアネックスⅦ306。完全個室・完全予約制にてご利用いただけます。

まとめ|クレンジングは「しっかり落とす」より「適切に落とす」

今日から見直す3つのポイント

今日からすぐに見直していただきたいことが3つあります。

まず、今使っているクレンジングが「ウォータープルーフタイプを使っていない日にも必要か」を確認してください。不要な日にクレンジングをやめるだけで、バリア機能への負担が減ります。

次に、クレンジングを行う際に「こすっていないか」を確認してください。摩擦ゼロで「なじませる・乳化させる」という意識に変えることが、クレンジングによるバリア機能ダメージを最小化する最も重要な行動変容です。

最後に、オイル・バームタイプを使っている場合、「乳化させてから洗い流しているか」を確認してください。乳化が不十分だと油分が残り、ニキビ・毛穴詰まりの原因になります。

この3つを今日から意識するだけで、夏の肌の状態が変わり始めます。

世田谷区用賀で、正しいクレンジングを土台にした健やかな肌管理を、一緒に進めてまいります。

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■店舗概要

肌管理専門店BNurse スキンクリニカル用賀
世田谷区の用賀で、美容皮膚科医と提携し美容看護師による専属担当制の肌管理を提供する肌の専門店。
完全個室×完全予約制にて、エステサロンのようなリラックスできる環境をご用意しております。

■アクセス

東京都世田谷区玉川台2-22-20 イイダアネックスⅦ306
東急田園都市線「用賀駅」南口より徒歩2分

建物1階にコインパーキングがございます。なお、駐車券の割引等の発行は行っておりません。

■ご予約方法

ご予約は公式LINEより承っております。
最新の空き状況も公式LINEメニューよりご確認いただけます。

Cleansing occupies an underappreciated position in skin management: it is performed twice daily, it directly determines how much of the protective lipid layer and natural moisturising factors remain intact after each session, and it is the step where well-intentioned habits most commonly produce unintended harm. The most frequent errors are not product-specific but behavioural — applying oil-based cleansers without adequate emulsification before rinsing, using cleansing sheets whose combined surfactant action and mechanical friction compromise the barrier even when the product itself is mild, cleansing on makeup-free evenings when a gentle foaming wash would have been sufficient and left the lipid film substantially undisturbed, and increasing thoroughness through pressure and repetition when the cause of persistent congestion or dullness is actually located upstream in a product choice rather than downstream in cleansing technique. In summer, where sebum production rises with temperature, sunscreen is worn daily, and the temptation to cleanse more vigorously is strongest, the consequences of these errors accumulate fastest. At BNurse Skin Clinical Yoga in Setagaya, Tokyo, ingredient analysis of existing cleansing products and medical-grade assessment of barrier function together identify whether a client's cleansing routine is contributing to the skin concerns they present with — and the correction, when one is needed, is usually simpler than expected.