【夏に毛穴が目立ちやすくなる理由】世田谷・用賀の美容看護師が教える、夏の開き毛穴・詰まり毛穴が悪化するメカニズムと正しいケアの考え方
はじめに|「夏になると毛穴が目立つ」——その理由を正しく知る
こんな経験はありませんか
「春・秋は気にならないのに、夏だけ毛穴が目立つ気がする」
「鼻の毛穴の黒ずみが夏になると悪化する」
「夏はメイクをしても毛穴が目立って、化粧直しが追いつかない」
「毛穴を引き締めようとして洗顔を強化したら、かえって目立つようになった」
「毛穴ケアをしているのに、夏の間だけ改善が止まる気がする」
毛穴の悩みは年間を通じて多くの方が抱えていますが、夏は特に毛穴が目立ちやすくなる季節です。夏特有の環境(高温・皮脂増加・汗・紫外線)が毛穴に与える影響を正確に理解することで、夏の毛穴ケアの方向性が明確になります。
4月のブログでは「毛穴の種類と基本的なメカニズム」「たるみ毛穴」「角栓・黒ずみ」を取り上げてきました。本日はその夏版として、「夏に特有の毛穴の悪化メカニズム」と「夏の毛穴ケアの正しいアプローチ」をお伝えします。
世田谷区用賀にある肌の専門店BNurse スキンクリニカル用賀では、肌診断で毛穴の種類・状態を数値とビジュアルで評価しながら、今の季節に合わせた毛穴ケアのアプローチを設計しております。
毛穴の種類のおさらい——夏に特に問題になるのはどれか
開き毛穴——皮脂量増加で夏に最も悪化しやすい
皮脂分泌が増加することで毛穴の出口が押し広げられて見える状態です。夏は気温上昇によって皮脂腺が活性化し、皮脂分泌量が増加するため、開き毛穴が最も悪化しやすい季節です。Tゾーン(額・鼻・あご)に特に現れやすく、「夏のテカりと同時に毛穴が目立つ」という経験はこのメカニズムによるものです。
詰まり毛穴(角栓)——夏の皮脂×汗の混在で進行
皮脂と古い角質(角質たんぱく)が毛穴の内側で混ざり合って角栓を形成した状態です。夏は皮脂分泌量の増加に加えて、汗と皮脂が混在することで角栓の形成が加速します。また、角栓が毛穴の出口で空気に触れて酸化することで「黒ずみ」として見える状態になります(6/18の記事参照)。
たるみ毛穴——夏の紫外線によるコラーゲル分解で悪化
コラーゲル・エラスチンの減少によって皮膚の弾力が低下し、毛穴が縦長に変形した状態です(6/6の記事参照)。夏のUV-AによるMMPの産生がコラーゲルを慢性的に分解することで、たるみ毛穴の進行が加速します。「夏が終わると頬の毛穴が縦長になった気がする」という変化はこのメカニズムによるものです。
赤み毛穴——炎症によって毛穴周囲が赤くなる
毛穴の周囲に炎症が生じることで赤みが出た状態です。夏は紫外線・汗・マスクによる摩擦が炎症を誘発しやすく、毛穴周囲の赤みが出やすくなります。ニキビの初期段階と混同されることがありますが、炎症性の赤み毛穴へのアプローチは炎症鎮静とバリア機能の修復が優先です。
夏に毛穴が悪化するメカニズム——4つの特有の要因
要因① 気温上昇による皮脂分泌の増加——毛穴を押し広げる
夏の高気温は皮脂腺を活性化させ、皮脂の分泌量を大幅に増加させます。増加した皮脂が毛穴内に蓄積すると、毛穴の出口が物理的に押し広げられて開き毛穴として目立つようになります。また、増加した皮脂が古い角質と混ざることで、角栓の形成も加速します。
夏に毛穴が目立つ最も直接的な要因がこの皮脂分泌の増加であり、皮脂コントロールが夏の毛穴ケアの核心になります。
要因② インナードライによる代償的皮脂分泌——悪循環を生む
夏のエアコン乾燥・過剰な洗顔によってインナードライが進行すると、皮脂腺が代償的に皮脂を過剰分泌します。「夏に毛穴を引き締めようとして洗顔を強化したら、かえって毛穴が目立つようになった」という経験は、この悪循環によるものです。
洗顔を強化するほど皮脂リバウンドが起き・毛穴が開きやすくなるという逆効果を防ぐためには、適切な洗顔(アミノ酸系・1日2回・摩擦ゼロ)と保湿の継続が必要です。
要因③ 汗と皮脂の混在——角栓形成の加速
夏の発汗によって、汗と皮脂が毛穴の周囲で混在します。この混在した状態が長時間続くと、角栓のもとになる皮脂と角質の混合が加速されます。また、蒸れた環境ではアクネ菌も増殖しやすくなり、毛穴の炎症(ニキビ)につながります。
帰宅後すぐの洗顔が夏の毛穴ケアにおいて特に重要なのは、この汗と皮脂の混在状態を速やかに解消するためです。
要因④ 紫外線によるコラーゲル分解——たるみ毛穴の進行
UV-AによってMMPが産生され、真皮のコラーゲル・エラスチンが慢性的に分解されます。コラーゲル・エラスチンの減少は肌の弾力低下を引き起こし、毛穴を支えている組織が緩んでたるみ毛穴が進行します。
「夏が終わると毛穴が縦長になった」という変化が毎年起きている方は、UV-Aによるコラーゲルの慢性的な分解が蓄積していることが主な原因です。PA++++の日焼け止めによるUV-A対策が、たるみ毛穴の予防においても最重要のアクションです。
夏の毛穴ケアでやってはいけないNG行動
NG① 「毛穴を引き締めるために」収れん化粧水を使う
アルコールを多く含む収れん化粧水は、一時的に毛穴が引き締まったように見えますが、バリア機能を傷め・インナードライを悪化させ・皮脂リバウンドを引き起こします。「引き締めた直後は良いが、すぐに元に戻る・以前より悪化した」という経験は、この一時的な収れん効果と皮脂リバウンドのサイクルによるものです。
NG② 「皮脂が多いから」と保湿をやめる
インナードライによる代償的皮脂分泌が毛穴の主な原因である場合、保湿をやめることでさらに皮脂リバウンドが加速し、毛穴が悪化します。軽いテクスチャーの保湿(ジェル・乳液)を継続することが、夏の毛穴ケアの前提条件です。
NG③ 角栓除去シートを頻繁に使う
6/18の記事でお伝えしたとおり、角栓除去シートの頻繁な使用は毛穴周囲のバリア機能を傷め・皮脂分泌を促進し・かえって毛穴が詰まりやすくなるという逆効果を招きます。夏は皮脂分泌が多いからこそ、このリスクが高まります。
NG④ 「毛穴を隠すために」カバー力の高いメイクを厚塗りする
厚塗りのメイクが夏の皮脂・汗と混ざることで毛穴詰まりが悪化します。メイクで毛穴を隠すことは対症療法であり、毛穴そのものには何のアプローチにもなっていません。夏の毛穴ケアは「見えなくする」より「目立たなくする根本的なアプローチ」が重要です。
NG⑤ 「毛穴パックを夏に強化する」
夏に毛穴が目立つからとピールオフパック・毛穴パックの頻度を増やすことは、バリア機能への負担を増やします。毛穴パックは月1〜2回程度にとどめ、使用後は十分な保湿を行うことが基本です。
夏の毛穴への正しいアプローチ
アプローチ① 皮脂コントロール——ナイアシンアミドの活用
ナイアシンアミドは皮脂腺の活動を抑制する作用を持ち、夏の皮脂過剰・開き毛穴のコントロールに最も有効な成分のひとつです。バリア機能強化という作用も併せ持つため、インナードライと毛穴の問題を同時にアプローチできます。朝晩どちらでも使用できる刺激性の低い成分で、夏の毛穴ケアの美容液として非常に使いやすい選択肢です。
アプローチ② 角栓・詰まり毛穴——適切な頻度のBHA
BHA(サリチル酸)は脂溶性で毛穴の内側に浸透しやすく、過剰な皮脂と角栓の溶解に有効です。ただし夏の肌が敏感になりやすい時期は使用頻度を週1〜2回に抑え・バリア機能が安定した状態で・夜のみ使用することが基本です。
アプローチ③ たるみ毛穴——PA++++の日焼け止めを徹底する
たるみ毛穴の悪化を今年で止めるために最も重要なアクションが、PA++++の日焼け止めを規定量・毎日・塗り直しで使用することです。コラーゲルの産生をサポートするビタミンC誘導体・ナイアシンアミドを合わせて使用することで、「守りながら作る」という相乗効果が得られます。
アプローチ④ 帰宅後すぐの洗顔——角栓形成の予防
日中に蓄積した皮脂・汗の混在状態を速やかに解消することが、角栓形成の予防に直結します。アミノ酸系洗顔料・ぬるま湯・摩擦ゼロ・1〜2分の洗顔を帰宅後のルーティンとして習慣化することが、夏の毛穴ケアで最も即効性の高い行動のひとつです。
アプローチ⑤ 保湿の継続——インナードライによる皮脂リバウンドを防ぐ
夏の毛穴ケアにおいて「保湿をやめる」という選択肢は存在しません。軽いテクスチャー(ジェル・乳液)で保湿を継続することで、インナードライによる代償的皮脂分泌を防ぎ、毛穴の悪化サイクルを断ち切ることができます。
アプローチ⑥ 紫外線対策——たるみ毛穴の進行を止める
毎日PA++++の日焼け止めを継続することが、長期的に最も確実な毛穴ケアのひとつです。「スキンケアで毛穴を改善しようとしているのに、日焼け止めを省いている」という状態では、コラーゲルの分解が続いてたるみ毛穴の進行が止まりません。
毛穴の種類別——今の自分の毛穴を確認するポイント
自分の毛穴が「開き毛穴」か「詰まり毛穴」か「たるみ毛穴」かを確認する方法
鏡でよく見て「毛穴が丸く大きく見える(特に鼻・Tゾーン)」ならば主に開き毛穴・詰まり毛穴です。「毛穴に黒いポツポツがある」ならば角栓が酸化した詰まり毛穴(黒ずみ)です。「毛穴が縦長に伸びている(特に頬・目の下)」ならばたるみ毛穴の可能性が高いです。「毛穴の周囲が赤い・炎症がある」ならば赤み毛穴・ニキビの初期の可能性があります。
これらが混在しているケースも多く、複数の種類が重なっている場合はそれぞれに対応するアプローチが必要です。BNurseの肌診断では毛穴の種類と分布を客観的なデータで確認することができます。
BNurseの夏の毛穴アプローチ
肌診断で毛穴の種類と原因を特定する
BNurseでは医療向け肌診断機「Neo Voir Ⅰ PLUS(ネオヴォワール ワン プラス)」を用いて、毛穴の状態・皮脂量・水分量・バリア機能・コラーゲルの産生状態を数値とビジュアルで同時に評価します。「今の毛穴が主に皮脂過剰によるものか・インナードライによる代償的皮脂分泌によるものか・コラーゲル低下によるたるみ毛穴が主な問題か」をデータで判断することで、最も効果的なアプローチを選択できます。
診断結果は毎回無料で公式LINEよりお送りしております。
成分分析で「今の毛穴ケアが正しい方向か」を確認する
初回来店後に「ホームケアサポートフォーム」より現在お使いのスキンケア商品の画像を共有いただき、2回目のご来店時に全成分を分析します。「コメドジェニックリスクの高い成分が含まれていないか」「今使っている毛穴ケア成分が今の毛穴の種類に適しているか」を確認します。
フェイシャル肌管理——毛穴の種類に合わせたカスタマイズ施術
BNurseのフェイシャル肌管理では、今の毛穴の状態(開き毛穴・詰まり毛穴・たるみ毛穴の比率)に応じた施術を行います。夏の時期は特に皮脂コントロール・バリア機能の維持を優先しながら、安定した状態でより積極的な毛穴ケアを組み合わせます。
→ 初回限定メニューの料金・詳細はこちら
→ 肌管理料金・メニューはこちら
よくある質問
Q. 毛穴は完全に消せますか?
毛穴そのものは皮膚の正常な構造であり、完全に消すことは現実的ではありません。ただし、皮脂コントロール・バリア機能の維持・ターンオーバーの正常化・コラーゲルの維持によって、「目立たない状態」を維持することは可能です。「毛穴をなくす」より「毛穴が目立たない肌の状態を作る」という目標設定が、長期的なケアにおいて重要です。
Q. 夏の毛穴ケアに収れん化粧水を使っています。やめた方がいいですか?
収れん化粧水の主成分(アルコール・タンニン)は一時的に毛穴を引き締めますが、バリア機能を傷め・皮脂リバウンドを引き起こすリスクがあります。「使うたびに引き締まるが、すぐに戻る」という経験が続いているなら、収れん化粧水に頼らないアプローチ(ナイアシンアミド・軽い保湿の継続)への移行を検討することをお勧めします。
Q. 毛穴の黒ずみを取るためにパックを使っています。問題ありますか?
月1〜2回程度・使用後に十分な保湿を行えば大きな問題は生じにくいです。ただし週に何度もパックを使うことは、バリア機能への負担が蓄積します。また、パックで取り除いても根本原因(皮脂と角質の蓄積・ターンオーバーの乱れ)が改善されなければ、すぐに角栓が再形成されます。パックを「一時的な対症療法」として使いながら、根本的なアプローチ(ナイアシンアミド・BHA・保湿の継続)を並行することが有効です。
Q. 建物に駐車場はありますか?
建物1階にコインパーキングがございます。なお、駐車券の割引等の発行は行っておりません。
Q. 用賀駅からのアクセスを教えてください。
東急田園都市線「用賀駅」南口より徒歩2分です。東京都世田谷区玉川台2-22-20 イイダアネックスⅦ306。完全個室・完全予約制にてご利用いただけます。
BNurseのInstagramでも、毛穴ケアに関する情報を発信しております。
→ BNurse公式Instagram(@bnurse_official)はこちら
専門家からのアドバイス
「夏の毛穴ケアで最初に変えるべきことは洗顔の強さではなく保湿」
美容看護師として夏の毛穴の悩みを相談いただいた際に最もよくお伝えするメッセージが、「毛穴を引き締めようとして洗顔を強化しないでください。まず保湿を整えてください」です。
夏の毛穴が目立つ原因のかなりの割合が、インナードライによる代償的皮脂分泌です。「皮脂が多い=洗いすぎる=さらに皮脂リバウンド」という悪循環を断ち切るためには、洗顔の強化ではなく保湿の充実が先決です。軽いテクスチャーのジェルや乳液で保湿を継続することで、「保湿したらテカりと毛穴が落ち着いた」という変化を感じる方が多くいらっしゃいます。
「たるみ毛穴は今年の夏のUV-Aが来年の毛穴を作る」
たるみ毛穴に悩んでいる方に特にお伝えしたいことが、「PA++++を今日から使ってください」というメッセージです。今年の夏のUV-AによるコラーゲLの分解が、来年・再来年のたるみ毛穴として現れます。高価なエイジングケアより、PA++++の日焼け止めを毎日規定量使うことが、最も費用対効果の高いたるみ毛穴の予防策です。
まとめ|夏の毛穴ケアは「引き締める」より「整える」
今日から変える3つのアプローチ
収れん化粧水・過剰な洗顔・保湿の中止という「引き締める」アプローチをやめ、ナイアシンアミドを含む美容液の使用・軽い保湿の継続・帰宅後すぐの洗顔という「整える」アプローチに切り替えてください。
PA++++の日焼け止めを毎日規定量使用することで、今年の夏のたるみ毛穴の進行を最小化してください。
週1〜2回の夜のBHA使用を取り入れることで、角栓の蓄積を予防してください。
この3点を今日から実践することで、夏の毛穴ケアが「対症療法」から「根本的なアプローチ」に変わります。
BNurseでは美容看護師として、肌診断のデータと成分分析をもとに、今の毛穴の種類に合った最適なアプローチを個別に設計しております。世田谷区用賀で、目立たない毛穴の状態を一緒に目指してまいります。
→ ご利用されたお客様の声はこちら
→ 初回限定メニューの料金・詳細はこちら
→ BNurse 公式ホームページはこちら
→ 公式Instagram(@bnurse_official)
■店舗概要
【肌管理専門店BNurse スキンクリニカル用賀】
世田谷区の用賀で、美容皮膚科医と提携し美容看護師による専属担当制の肌管理を提供する肌の専門店。
完全個室×完全予約制にて、エステサロンのようなリラックスできる環境をご用意しております。
■アクセス
東京都世田谷区玉川台2-22-20 イイダアネックスⅦ306
東急田園都市線「用賀駅」より徒歩2分
建物1階にコインパーキングがございます。なお、駐車券の割引等の発行は行っておりません。
■ご予約方法
ご予約は公式LINEより承っております。
最新の空き状況も公式LINEメニューよりご確認いただけます。
Pore visibility worsens in summer through three mechanisms that operate simultaneously and compound each other. The temperature-driven activation of sebaceous glands increases the volume of sebum accumulating within follicles, mechanically dilating the follicular opening and producing the enlarged-pore appearance most visible in the T-zone. The simultaneous increase in transepidermal water loss from air-conditioned environments triggers compensatory sebum overproduction in skins already in a state of inner dehydration, meaning that the counterintuitive response of increasing moisturisation — rather than astringents or more aggressive cleansing — is often what stabilises sebaceous output and allows the follicular dilation to partially resolve. And the sustained UVA exposure of the summer months continues the progressive degradation of the perifollicular collagen and elastin network that maintains follicular wall integrity, allowing the gravitational distortion of follicular shape that produces the elongated, laxity-type pore visible on the cheeks and around the eyes — a process whose annual progression is largely determined by the consistency of UVA protection rather than by any topical active applied after the fact. The practical implication is that summer pore management requires three concurrent strategies: sebum stabilisation through appropriate lightweight moisturisation and niacinamide rather than stripping, follicular patency maintenance through appropriately timed BHA use on a barrier that has been kept intact, and structural collagen protection through daily high-PA sunscreen. At BNurse Skin Clinical Yoga in Setagaya, Tokyo, diagnostic assessment of sebum levels, hydration, and collagen production state allows the relative contribution of each of these mechanisms to be estimated individually, so that the management plan addresses what is actually driving the presentation rather than applying a generic approach to a concern that has several distinct causes.

