【朝のスキンケアと夜のスキンケア、同じでいいの?】世田谷・用賀の美容看護師が教える、時間帯によって変えるべき成分・量・目的の違い
はじめに|「朝も夜も同じスキンケアをしている」方へ
こんな状況はありませんか
「朝も夜も同じ化粧水・美容液・クリームを使っている」
「朝はメイク前だから軽くする、夜は丁寧にするという意識はあるが、使うアイテムは同じ」
「朝にビタミンC美容液を使っているが、夜も使っていい?」
「レチノールは朝と夜どちらに使えばいいかわからない」
「ピーリングは朝に使ってもいい?」
朝と夜のスキンケアを「同じもの・同じ量・同じ順番」で行っている方は多くいらっしゃいます。しかし朝と夜では「肌の状態」「スキンケアの目的」「使うべき成分」が異なります。この違いを理解することで、スキンケアの効果を大きく高めることができます。
7/8の記事では「スキンケアの順番と重ね方の基本・夏の調整方法」をお伝えしました。本日はその続編として、「朝と夜でスキンケアを変えるべき理由と、具体的な変え方」を詳しくお伝えします。
世田谷区用賀にある肌の専門店BNurse スキンクリニカル用賀では、ホームケアアドバイス用紙に朝・夜それぞれのスキンケアの手順・使うアイテム・量・タイミングを具体的に記載してお伝えしています。「朝と夜で何をどう変えればいいか」という視点が、スキンケアの精度を大きく変えます。
なぜ朝と夜でスキンケアを変えるべきなのか——「肌の状態」と「目的」が違う
朝の肌の状態
就寝中の肌は、睡眠中に分泌された皮脂・夜のスキンケアの残り・汗などが蓄積した状態です。同時に、夜間の成長ホルモンによる細胞修復・コラーゲル産生の促進が行われ、角質の更新も進んでいます。
朝の肌は「修復された新鮮な状態」であると同時に、「これから1日の外部刺激にさらされる準備が必要な状態」でもあります。
夜の肌の状態
日中の肌は、紫外線・大気汚染・乾燥・皮脂・汗・メイク・ストレスという複数のダメージを受けた状態です。帰宅後の洗顔でこれらのダメージを落とした後、夜は「修復・再生」のモードに入ります。
夜間は成長ホルモンの分泌が最も活発になり、皮膚細胞の修復・ターンオーバーの促進・コラーゲル産生が最も効率よく行われます。
朝と夜の「目的」の違い
朝のスキンケアの目的は「外部刺激への防御」です。紫外線・乾燥・大気汚染から肌を守るための「バリア形成・日焼け止め」が中心になります。また、メイクのベースを整えるという機能も朝に特有の目的です。
夜のスキンケアの目的は「修復・再生のサポート」です。日中に受けたダメージを修復するための有効成分の浸透・バリア機能の回復・水分補給が中心になります。
この目的の違いに合わせて、使う成分・量・アイテムを変えることが、朝と夜のスキンケアを区別する理由です。
朝のスキンケア——「守る」ための設計
朝の洗顔——最小限の刺激で清潔を保つ
朝の洗顔は就寝中に分泌された皮脂・夜のスキンケアの残りを落とすことが目的です。夜ほど丁寧な洗顔は不要で、低刺激のアミノ酸系洗顔料で・たっぷりの泡で・1〜2分程度・摩擦ゼロで行うことが基本です。
夏は就寝中の気温が高く皮脂分泌が多いため、洗顔料を使うことをお勧めしていますが、洗浄力の強いものは不要です。
朝の化粧水——水分補給と角質の整え
朝の化粧水は、洗顔後に失われた水分を補い・角質層を柔らかく整えることが目的です。成分はグリセリン・ヒアルロン酸などの吸湿型保湿成分が中心で十分です。量はたっぷりと・手のひらで優しくなじませます。
朝の美容液——軽い・外部防御に有効な成分を
朝の美容液は「外部刺激への防御」に有効な成分を軽いテクスチャーで使うことが基本です。ビタミンC誘導体は朝の使用が有効です。抗酸化作用によって紫外線・大気汚染による酸化ダメージを軽減する効果があります。ナイアシンアミドは朝晩どちらでも使えます。バリア機能強化・皮脂コントロールという観点で、朝の使用も有効です。
一方でレチノール・高濃度AHA・BHAは朝には適しません。光感受性が高い(紫外線で分解・刺激が増す)ため、夜専用の成分として使います。
朝の保湿——軽いテクスチャーで
朝の保湿は「日焼け止めの密着性を高める土台」としての役割が大きくなります。油分の多いクリームを厚く塗ると、日焼け止めの防御効果が低下するリスクがあります。夏の朝はジェルタイプ・乳液タイプの軽い保湿が適しています。
朝の最終ステップ——日焼け止めは必ず単独で最後に
日焼け止めはスキンケアの最後のステップとして、単独で・パール粒2個分の規定量を均一に塗布します。他のスキンケアと混ぜることは防御効果を低下させるため避けます。
PA++++・SPF30以上を選び、外出中は2〜3時間ごとに塗り直します。首・耳・こめかみなど忘れがちな部位にも塗布します。
夜のスキンケア——「修復・再生」のための設計
夜の洗顔——その日のダメージをしっかりリセット
夜の洗顔(帰宅後の洗顔)は、日中に蓄積した皮脂・汗・日焼け止め・メイク・大気汚染物質を落とすことが目的です。朝より丁寧に・ただし力を入れずに・ぬるま湯でしっかりすすぎます。クレンジングが必要な場合は、6/29の記事で紹介した方法を参照してください。
夜の化粧水——たっぷりと時間をかけて
夜の化粧水は朝より時間をかけて・たっぷりと使うことをお勧めしています。日中に受けたダメージで低下した水分量を回復させることが目的です。コットンパックを5〜10分程度行うことも、夜の保湿として有効な方法です。
夜の美容液——「修復・再生」に有効な成分を
夜の美容液では、日中には使えない・または夜に使う方が効果的な成分を使います。
レチノール(ビタミンA誘導体)は、細胞の再生促進・コラーゲル産生の活性化・ターンオーバーの正常化に有効な成分です。光に不安定なため夜専用・週2〜3回から始めて慣れてきたら頻度を上げるという使い方が一般的です。低刺激性のものから始め、肌が慣れてから濃度を上げることが重要です。
高濃度ビタミンC誘導体(朝も使える成分ですが、夜は特に浸透の観点で有効)。AHAまたはBHAによる穏やかな角質ケア(週1〜2回・夜のみ)——ターンオーバーを促進してメラニンの排出・毛穴詰まりの予防に有効です。
夜の保湿——朝より丁寧に・しっかりと
夜の保湿は朝より多めに・バリア機能の修復を意識した成分で行うことが基本です。セラミドを含む保湿クリームを、夏でも夜は少し丁寧に使うことで、翌朝の肌の状態が変わります。
バリア機能が低下している場合は、夜だけワセリンを薄く重ねることで閉塞効果を高める方法も有効です(ただし夏の朝には不向き)。
成分別「朝・夜どちらに使うか」チェックリスト
朝専用・朝が効果的な成分
日焼け止め(朝専用・必須)。抗酸化成分として機能するビタミンC誘導体(ただし夜も使用可)。ナイアシンアミド(朝晩どちらも可)。軽い保湿成分(グリセリン・ヒアルロン酸)。
夜専用・夜に使うことが推奨される成分
レチノール・レチノイド(光分解・光感受性のため夜専用)。高濃度AHA・BHA(光感受性が高いため夜専用・週1〜2回)。濃厚な油分成分(バリア修復目的・朝は日焼け止めの防御効果を下げるリスクがある)。
朝晩どちらでも使える成分
ナイアシンアミド。ビタミンC誘導体(安定性の高いものであれば朝晩使用可)。ヒアルロン酸・グリセリンなどの保湿成分。セラミド(特に夜が重要・朝も使用可)。トラネキサム酸・アルブチンなどの美白成分。
夏の朝・夜スキンケアの調整ポイント
夏の朝スキンケアの調整
夏の朝は保湿アイテムを軽いジェルまたは乳液タイプに変えます。美容液は必要最小限(最優先の1種類)に絞ります。日焼け止めを単独で・規定量で使うことを徹底します。全体的にテクスチャーを軽くしながら、保湿は省かないことが重要です。
夏の夜スキンケアの調整
帰宅後の洗顔を最重要ステップとして習慣化します。夜はレチノール・角質ケアを使用する場合、週の中で日程を決めて計画的に使います(毎日の使用はバリア機能への負担になりやすい)。夜の保湿は夏でも少し丁寧に行い、翌朝のバリア機能の回復につなげます。夜は「修復成分を効率よく届ける」という意識で、少し時間をかけてスキンケアを行います。
「朝と夜を変える」ことによる実際の変化
朝と夜を同じスキンケアでしていた方の典型的な問題
レチノールを朝に使っていたことで光感受性が高まり、日焼けしやすくなっていたケース。ピーリング成分(AHA)を朝に使い、紫外線ダメージを受けやすい状態で外出していたケース。夜の保湿を朝と同量の軽いジェルで済ませていたことで、バリア機能の修復が不十分だったケース。夜に日焼け止めを塗る習慣があり(不要)、日焼け止めに含まれる成分が就寝中の肌に余計な負担をかけていたケース。
朝と夜を変えたことで得られた変化
「朝に軽いジェル保湿・夜にセラミドを含むクリームに変えてから、翌朝の肌のキメが整ってきた」という変化を感じる方が多くいらっしゃいます。「レチノールを夜専用にしてから、以前は出ていた赤みが出なくなった」という経験もよくお伝えいただきます。「ピーリングを夜の週2回に絞ってから、以前より敏感肌の症状が落ち着いた」という変化も見られます。
BNurseでの「朝・夜スキンケア」へのサポート
ホームケアアドバイス用紙に「朝・夜別の手順」を記載
BNurseでは、ホームケアアドバイス用紙に朝と夜それぞれのスキンケアの手順・使うアイテム・量・タイミング(週何回か)を具体的に記載してお伝えしています。「朝は何をどの順番でどのくらい」「夜は何をどの順番でどのくらい」という個別の設計が、ホームケアを「なんとなく」から「根拠を持って」行うものに変えます。
成分分析で「朝夜の振り分けが適切か」を確認する
初回来店後に「ホームケアサポートフォーム」より現在お使いのスキンケア商品の画像を共有いただき、2回目のご来店時に全成分を分析した結果をもとにホームケアを詳細に見直します。「今使っているレチノールを朝に使っていないか」「ピーリング成分の使用タイミングは適切か」「成分の干渉はないか」という観点でも確認を行います。
オーナーである美容看護師が一人ですべてのお客様を担当しているため、「前回お伝えした朝・夜の手順がうまく実践できているか」「何か変化があったか」を毎回の来店で継続的に確認しながら調整していきます。
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よくある質問
Q. レチノールは毎日夜に使っていいですか?
使い始めは週2〜3回から始め、肌が慣れてきたら頻度を上げることをお勧めしています。毎日使うと皮むけ・赤み・乾燥が起きやすく、バリア機能を傷める可能性があります。肌の状態を見ながら頻度を調整することが重要です。また、レチノールを使う夜はAHAなどのピーリング成分の使用を控えることで、刺激の重複を避けられます。
Q. 朝にビタミンC美容液を使ったら、日焼け止めも塗らないといけませんか?
はい。ビタミンC誘導体は一部の種類が光によって変性・刺激性が増すリスクがあります。朝にビタミンC美容液を使う場合は、必ずPA++++の日焼け止めを規定量塗布した上で外出することが必要です。
Q. 夜の保湿は朝より多くした方がいいですか?
一般的に夜の保湿は朝より少し多めに・または油分の多いアイテムを使うことが有効です。特にセラミドを含む保湿クリームを夜に使うことで、就寝中のバリア機能の修復が促進されます。夏の朝は油分が多いと日焼け止めの密着性に影響するため、朝は軽めに・夜は少し丁寧にというメリハリが基本です。
Q. 建物に駐車場はありますか?
建物1階にコインパーキングがございます。なお、駐車券の割引等の発行は行っておりません。
Q. 用賀駅からのアクセスを教えてください。
東急田園都市線「用賀駅」南口より徒歩2分です。東京都世田谷区玉川台2-22-20 イイダアネックスⅦ306。完全個室・完全予約制にてご利用いただけます。
BNurseのInstagramでも、スキンケアに関する情報を発信しております。
→ BNurse公式Instagram(@bnurse_official)はこちら
専門家からのアドバイス
「朝と夜の目的が違うと理解するだけで、スキンケアの選び方が変わる」
美容看護師として多くのお客様のスキンケアを成分分析・ホームケア指導してきた経験から、「朝と夜でスキンケアを変える」という認識を持った時点で、スキンケアの精度が格段に上がる方が多くいらっしゃいます。
「朝は守る・夜は修復する」というシンプルな原則を持つだけで、「この成分は朝に使うべきか夜に使うべきか」「このアイテムは朝晩どちらに必要か」という判断ができるようになります。
「夜のスキンケアに時間をかけることが、翌朝の肌を決める」
日中の忙しさの中でスキンケアを省略しがちな夜に、少し時間をかけることが翌朝の肌の状態を大きく変えます。帰宅後の速やかな洗顔・少し丁寧な保湿・週2〜3回の有効成分の使用——この3点を夜のルーティンに取り入れることが、スキンケア全体の効率を上げる最も確実な行動です。
まとめ|朝は「守る」夜は「修復する」——この原則がスキンケアを変える
今日から変える2つのこと
まず、今使っているレチノール・AHA・BHAが朝に使っていないかを確認してください。使っている場合は夜専用に変更することが最初のステップです。次に、夜のスキンケアにセラミドを含む保湿クリームを取り入れることで、就寝中のバリア機能の修復効率を上げてください。
朝と夜のスキンケアを「目的に合わせて変える」という習慣が、これまでと同じアイテムを使っていても変化のスピードを変えることがあります。
BNurseでは美容看護師として、今の肌状態に合った朝・夜別のスキンケアルーティンを、肌診断データと成分分析をもとに個別に設計しております。「朝と夜のスキンケアを正しく整えたい」という方は、公式LINEよりお気軽にご相談ください。
世田谷区用賀で、正しい朝・夜のスキンケアを土台にした肌管理を、一緒に進めてまいります。
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→ 公式Instagram(@bnurse_official)
■店舗概要
【肌管理専門店BNurse スキンクリニカル用賀】
世田谷区の用賀で、美容皮膚科医と提携し美容看護師による専属担当制の肌管理を提供する肌の専門店。
完全個室×完全予約制にて、エステサロンのようなリラックスできる環境をご用意しております。
■アクセス
東京都世田谷区玉川台2-22-20 イイダアネックスⅦ306
東急田園都市線「用賀駅」より徒歩2分
建物1階にコインパーキングがございます。なお、駐車券の割引等の発行は行っておりません。
■ご予約方法
ご予約は公式LINEより承っております。
最新の空き状況も公式LINEメニューよりご確認いただけます。
The distinction between morning and evening skincare is not primarily a matter of product weight or application thoroughness, though both of those are relevant; it is a matter of purpose. Morning skincare exists to prepare the skin for a day of exposure to ultraviolet radiation, particulate pollution, sebum accumulation, perspiration, and mechanical contact — which means that the overriding priority is establishing a uniform, adequately concentrated layer of UV protection on top of a moisturised and stable barrier, and that anything added between the moisturiser and the sunscreen risks compromising the homogeneity and protective concentration of that final layer. Evening skincare exists to remove the accumulated results of that day's exposure and to support the cellular repair processes that are most active during sleep — which means that actives with photosensitising properties, including retinoids and high-concentration hydroxy acids, belong in the evening routine rather than the morning one, and that the occlusive and emollient components that would interfere with sunscreen adhesion in the morning are exactly what the barrier needs overnight to recover from the day's dehydration and oxidative stress. At BNurse Skin Clinical Yoga in Setagaya, Tokyo, the home-care advice sheet provided to each client specifies morning and evening routines separately, with the ingredient and timing rationale explained so that the client can adapt the routine intelligently as their skin condition and the season change — rather than following a fixed sequence that was designed for a different set of conditions.

