【9月から肌がかゆくなる方へ】世田谷・用賀の美容看護師が教える、秋の花粉が肌に与える影響と春の花粉との違い

公開日:2026年8月28日 監修:肌管理専門店BNurse 担当美容看護師

目次

「花粉症は春だけ」という思い込み

「花粉症のシーズンは終わったはずなのに、なぜか目のまわりや頬がかゆい」——8月の終わりから9月にかけて、こうした違和感を覚える方が一定数いらっしゃいます。花粉症というと春のスギ・ヒノキを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は秋にも花粉を飛散させる植物があり、肌への影響も見過ごせないものです。ちょうど今、8月最終週を迎えるこの時期が、まさにその飛散が始まるタイミングにあたります。

秋に飛散する花粉の種類

秋の花粉として代表的なのが、ブタクサやヨモギ、カナムグラといったキク科・アサ科の植物です。これらは道端や河川敷、空き地などに自生していることが多く、都市部でも身近な場所で飛散しています。飛散のピークは8月後半から10月にかけてで、ちょうど今の時期がまさに飛散量の増え始める時期にあたります。

スギ・ヒノキ花粉が遠くまで飛散するのに対し、これらの秋の花粉は比較的飛散範囲が狭く、植物の近くを通ったときに強く反応するという特徴があります。散歩やジョギングのコースに空き地や河川敷が含まれる方は、特に注意が必要です。都心部でも、公園や緑道の周辺では思いのほか花粉の濃度が高くなっていることがあります。

花粉が肌に触れることで起こる反応

花粉は、鼻や目の粘膜からだけでなく、肌に直接付着することでも反応を引き起こすことがあります。花粉のタンパク質成分が肌表面に触れると、体がこれを異物として認識し、かゆみや赤み、軽い腫れといった反応が生じることがあります。特に、まぶたや頬など皮膚が薄い部位は、こうした反応が現れやすい傾向にあります。

「目がかゆい」「鼻水が出る」といった典型的な花粉症の症状がなくても、肌だけに反応が出るケースもあり、本人が花粉の影響だと気づかないまま、原因不明の肌荒れとして扱われてしまうことも少なくありません。この時期に理由のはっきりしない肌のかゆみや赤みが続く場合、乾燥や寒暖差だけでなく、こうした花粉の存在も選択肢のひとつとして考えてみることが大切です。

春の花粉との違い

春のスギ・ヒノキ花粉と、秋のブタクサ・ヨモギ花粉では、粒子の大きさや性質に違いがあります。スギ・ヒノキ花粉は粒子が比較的大きく風に乗って遠くまで飛散するのに対し、ブタクサなどの花粉は粒子がやや小さく、局所的に濃度が高くなりやすいという特徴があります。

また、秋は夏の紫外線ダメージによって肌のバリア機能がすでに低下している方が多い時期でもあるため、春の花粉シーズンと比べて、同じ花粉量であっても肌への影響が強く出やすい土壌が整っている場合があります。

バリア機能の状態が反応の強さを左右する

花粉による肌への反応は、バリア機能の状態によって大きく左右されます。バリア機能が十分に保たれている肌では、花粉のタンパク質が表皮の内部まで浸透しにくく、反応が起きにくい状態にあります。一方、バリア機能が低下していると、花粉の成分が肌の内部まで入り込みやすくなり、かゆみや赤みといった反応がより強く現れやすくなります。

今月お伝えしてきた通り、夏の間に蓄積したバリアダメージがある方にとっては、秋の花粉というもうひとつの外的刺激が重なることで、肌の負担がさらに大きくなりやすい状況にあると言えます。バリア機能・寒暖差・花粉という複数の要因が同じ時期に重なることが、秋という季節特有の肌の不安定さを生み出しています。

乾燥や寒暖差との見分けが難しい理由

秋の肌トラブルは、乾燥によるもの、寒暖差によるもの、花粉によるものが、似たような症状(赤み・かゆみ・ヒリつき)として現れるため、見た目だけで原因を特定することが難しいという特徴があります。特にこれらの要因は同じ時期に重なって起こりやすいため、実際には複数の要因が同時に影響しているケースも珍しくありません。

花粉の影響を疑うべきサイン

以下のような特徴がある場合は、花粉の影響も検討してみる価値があります。

  • 屋内にいるときは症状が落ち着いているが、外出後に悪化する
  • 河川敷や公園、空き地の近くを通った後に症状が強く出る
  • 目のかゆみや鼻の違和感をあわせて感じることがある
  • 例年、同じ時期(8月後半〜10月)に同じような症状を繰り返している

これらの特徴に心当たりがある場合、乾燥や寒暖差だけでなく、花粉という要因も含めて総合的に対策を考えることが有効です。

この時期に意識したいケア

花粉の飛散が疑われる時期は、外出後の洗顔でその日肌に付着した花粉をしっかりと洗い流すことが基本的な対策になります。ただし、洗いすぎはバリア機能への負担となるため、優しく丁寧に洗うことを心がけてください。

ご自身の肌が今どのような状態にあり、どの要因の影響を強く受けやすいのかを正確に知りたい方は、専門的な視点からの確認をおすすめします。BNurseでは、医療向けの肌診断機Neo Voir Ⅰ PLUSを用いて、肌表面の赤みやキメの状態を画像として可視化し、確認しています。乾燥・寒暖差・花粉といった複数の要因が絡み合う秋の肌トラブルは、原因を切り分けて考えることが、的確なケアへの近道になります。詳しくは肌診断のページをご覧くださいませ。

よくあるご質問

Q. 秋の花粉症は病院で検査できますか。

A. アレルギー検査は医療機関で受けることができます。明らかに花粉症の症状が疑われる場合は、耳鼻科や皮膚科への受診もあわせてご検討ください。BNurseでは肌管理の観点からのケアをご提案しております。

Q. マスクをすれば花粉による肌への影響を防げますか。

A. マスクは花粉の付着をある程度防ぐ効果が期待できますが、マスクの素材による摩擦が別の刺激になることもあります。低刺激な素材のマスクを選ぶこともあわせて意識していただくとよいでしょう。

Q. 秋の花粉の時期はいつまで続きますか。

A. ブタクサやヨモギの飛散は、一般的に8月後半から10月頃まで続くとされています。地域や年によって多少前後することがあります。

Q. 花粉による肌荒れと、ただの乾燥を自分で見分ける方法はありますか。

A. 症状が出るタイミングや場所(屋外か屋内か、特定の場所の近くかどうか)を記録しておくと、目安になることがあります。ただし正確に見分けるには、肌診断とあわせてカウンセリングで状況を整理することをおすすめします。

そのほかのご質問はよくあるご質問のページにも掲載しております。

BNurseについて——店舗概要

肌管理専門店BNurse(スキンクリニカル用賀)は、東急田園都市線「用賀駅」南口より徒歩2分、世田谷区玉川台に位置する肌の専門店です。エステサロンのような居心地の良さを持つ完全個室の空間で、美容看護師による専属担当制の肌管理を提供しています。同じ美容看護師が継続してお客様の肌の変化を把握することで、経過を踏まえた一貫性のあるケアが可能になります。

完全予約制のため待ち時間はなく、来店される人数を限定することで、おひとりおひとりに時間をかけた丁寧な対応を大切にしています。医療向けの肌診断機Neo Voir Ⅰ PLUSを導入し、美容皮膚科医とも提携しながら、専門的な視点での肌管理を行っています。

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Autumn pollen from ragweed, mugwort, and related plants peaks from late August through October and can trigger skin reactions such as itching and redness on contact, even without the classic sneezing or watery eyes associated with hay fever. Because this pollen tends to concentrate locally near the plants themselves rather than travelling widely on the wind, and because summer's accumulated barrier damage can leave skin more permeable to it, the reaction can feel more pronounced than the same exposure would in spring. At BNurse Skin Clinical Yoga in Setagaya, Tokyo, the Neo Voir I PLUS medical-grade skin diagnostic device visualises redness and skin texture, helping distinguish pollen-related reactions from dryness or temperature-related fluctuation.